X PROTOTYPE S15Cアイアンが気になっているものの、
- 前作のX PROTOTYPEと何が違うの?
- S20CからS15Cになると打感は変わる?
- 前作を持っていても買い替える価値はある?
と迷っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、X PROTOTYPE S15Cと前作の最大の違いは、ヘッド素材がS20CからS15Cへ変更されたことです!
一方、ヘッド形状やロフト角、クラブの長さ、番手構成などは、基本的に前作から引き継がれています。
つまり、飛距離性能や寛容性を大きく変えたモデルというより、前作の完成度を残しながら、打感をさらに磨いたモデルと考えると分かりやすいですね!
この記事では、X PROTOTYPE S15Cと前作の違いを、素材・打感・スペック・価格の面から詳しく比較します。
前作から買い替えるべきか、中古の前作を選ぶべきか迷っている人も、ぜひ参考にしてください。
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X PROTOTYPE S15Cと前作の違いを比較

まずは、X PROTOTYPE S15Cと前作の主な違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | X PROTOTYPE S15C | 前作X PROTOTYPE |
|---|---|---|
| 発売年 | 2026年 | 2024年 |
| ヘッド素材 | S15C | S20C |
| 製法 | 600トンで1回鍛造+CNC加工 | 600トンで1回鍛造+CNC加工 |
| 番手構成 | 4番〜9番、PW | 4番〜9番、PW |
| ヘッド構成 | 3種類のコンボセット | 3種類のコンボセット |
| 7番ロフト角 | 33度 | 33度 |
| 7番クラブ長さ | 37.0インチ | 37.0インチ |
| 7番ライ角 | 62.0度 | 62.0度 |
| 販売形態 | カスタムオーダー・数量限定 | カスタムオーダー・数量限定 |
| 公式表示価格 | 57,200円(税込)から | 51,700円(税込)から |
比較すると分かるように、大きく変わったのはヘッドに使われている軟鉄素材と価格です。
ヘッド構成やロフト角、長さ、ライ角は基本的に同じなので、別の性能を持った新設計アイアンというわけではありません。
前作のX PROTOTYPEをベースに、S15Cによって打感やフィーリングをさらに追求したモデルです!
最大の違いはS20CからS15Cへの素材変更
X PROTOTYPE S15Cでは、前作に使われていた軟鉄S20Cから、より炭素含有量の少ないS15Cへ素材が変更されました。
S15CやS20Cの数字は、鋼材に含まれる炭素量の目安を示しています。
一般的には炭素含有量が少ないほど素材はやわらかくなりやすいため、S15CはS20Cよりもソフトな打感を追求しやすい素材です。
アイアンの打感は、素材だけでなく、次のような要素にも左右されます。
- ヘッド形状
- フェースやバックフェースの肉厚
- 重心位置
- 鍛造方法
- 使用するボール
- シャフト
- インパクト音
今回のX PROTOTYPE S15Cは、前作の設計や製法を大きく変えず、ヘッド素材を変更しています。
そのため、新旧モデルの違いを比較したときに、素材変更によるフィーリングの差がポイントになりやすいと考えられます。
ヘッド形状とコンボ設計は前作を継承
X PROTOTYPE S15Cと前作は、どちらも3種類のヘッド形状を組み合わせたコンボセットです。
| 番手 | ヘッド形状 | 役割 |
|---|---|---|
| 4番・5番 | キャビティバック | ロングアイアンの寛容性を確保 |
| 6番・7番 | ハーフキャビティ | やさしさと操作性のバランス |
| 8番・9番・PW | マッスルバック | 打感と距離感を重視 |
ロングアイアンには寛容性を持たせ、ショートアイアンではソリッドな打感や距離感を重視する構成ですね。
前作も同じ組み合わせなので、S15Cモデルになって番手ごとの役割が大きく変わったわけではありません。
前作のコンボ設計が気に入っている人なら、違和感なく移行しやすいでしょう。
ロフト角やクラブの長さも前作と同じ
X PROTOTYPE S15Cと前作は、番手ごとのロフト角やクラブの長さ、ライ角も同じです。
| 番手 | 4番 | 5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | PW |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロフト角 | 23度 | 26度 | 29度 | 33度 | 37度 | 41度 | 46度 |
7番アイアンは33度で、最近の飛び系アイアンと比べるとロフトは寝ています。
飛距離を最優先するというより、
- 狙った距離を打ち分ける
- 高さやスピン量をコントロールする
- 番手ごとの距離差を作る
ことを重視した設定です。
S15Cモデルになってロフト角が立ったわけではないため、前作よりも飛距離が大幅に伸びるモデルではありません。
番手別のロフト角やクラブの長さ、ライ角については、以下の記事で詳しく解説しています。
S15CとS20Cでは打感がどう変わる?

X PROTOTYPE S15Cを選ぶうえで、もっとも気になるのが打感の違いでしょう。
S15Cはよりやわらかな打感を狙った素材
X PROTOTYPE S15Cは、前作のS20Cよりも炭素含有量の少ないS15Cを採用しています。
素材としてはS15Cの方がやわらかいため、インパクトした瞬間の衝撃がマイルドになり、ボールがフェースに乗る感覚を得やすい可能性があります。
特に、次のようなフィーリングを重視する人にとっては魅力的な変更ですね。
- フェースにボールが乗る感覚
- インパクト時のやわらかさ
- 打点による感触の違い
- ボールを押し込む感覚
ただし、S15CとS20Cの違いは、飛距離や弾道のように数値で明確に表れやすいものではありません。
芯で打ったときの微妙なフィーリングや、打音を含めた気持ちよさに価値を感じる人向けの進化といえるでしょう!
前作のS20Cも打感を追求したアイアン
注意したいのは、S20Cだから打感が硬いわけではないことです。
前作のX PROTOTYPEも、軟鉄S20Cを600トンの圧力で1回だけ鍛造し、その後にCNC加工で最終形状まで削り出す製法を採用しています。
一般的な軟鉄鍛造アイアンは、金型を替えながら複数回叩いてヘッドを成形します。
一方、X PROTOTYPEは鍛造回数を1回に抑えることで、軟鉄内部のやわらかさを残しやすくしています。
さらに、鍛造後のヘッドをCNC加工で削り出すことで、設計どおりの精密な形状に仕上げています。
前作の時点で、素材・鍛造・加工方法のすべてから打感を突き詰めたアイアンだったということですね!
X PROTOTYPE S15Cは、前作の打感が悪かったから素材を変えたのではありません。
もともとやわらかかった前作の打感を、S15Cによってさらに追求したモデルと考えるのが自然です。
打感だけでなく打音にも違いが出る可能性がある
ゴルファーが感じる「打感」は、手に伝わる振動だけで決まるものではありません。
インパクトしたときの打音も、打感の印象に大きく影響します。
- 「カチッ」という高めの音は硬く感じやすい
- 「パシュッ」「ズシッ」という低く締まった音はやわらかく感じやすい
S15Cモデルでは、素材変更によって手に伝わる感触だけでなく、インパクト音もマイルドになる可能性があります。
とはいえ、打音は使用するボールやシャフト、打点によっても変化します。
X PROTOTYPE S15Cと前作の価格差

X PROTOTYPE S15Cは、前作よりも価格が上がっています。
| モデル | 公式表示価格 |
|---|---|
| X PROTOTYPE S15C | 57,200円(税込)から |
| 前作X PROTOTYPE | 51,700円(税込)から |
| 1本あたりの価格差 | 5,500円 |
公式サイトの表示価格では、1本あたり5,500円の差があります。
4番からPWまでの7本で単純計算すると、価格差は38,500円です!
| モデル | 7本分の単純計算 |
|---|---|
| X PROTOTYPE S15C | 400,400円 |
| 前作X PROTOTYPE | 361,900円 |
| 価格差 | 38,500円 |
価格上昇の中心は素材と打感へのこだわり
新旧モデルでは、ロフト角やクラブの長さ、番手構成が変わっていません。
そのため、価格差を判断するときは、
- 飛距離が伸びるから高くなった
- ミスに強くなったから高くなった
- 新しい機能が追加されたから高くなった
と考えない方がよいでしょう。
今回の価格上昇は、S15Cという素材を採用し、打感をさらに追求したことへの価値と考えられます。
7本で約4万円の差を高いと感じるかどうかは、打感にどこまでこだわるかで大きく変わります!
前作の中古価格も含めて比較したい
前作のX PROTOTYPEは数量限定モデルのため、中古市場でも流通量が多いアイアンではありません。
中古で見つかったとしても、次の点を確認する必要があります。
- ヘッドの傷
- フェースの摩耗
- シャフトの種類と重量
- クラブの長さ
- ロフト角やライ角の調整歴
- グリップの状態
前作が安く見つかったとしても、自分に合わないシャフトが装着されている場合は、リシャフト費用がかかるかもしれません。
価格だけでなく、カスタム内容やクラブの状態まで確認したうえで比較する必要があります。
一方、新しいX PROTOTYPE S15Cなら、自分に合ったシャフトや長さ、ライ角を選んで注文できます。
初期費用は高くても、最初から自分に合う仕様を選べることは、新品のS15Cを購入するメリットです!
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X PROTOTYPE S15Cへ買い替える価値はある?

前作のX PROTOTYPEを持っている人にとっては、約4万円の価格差を払って買い替える価値があるのかが重要です。
前作に不満がなく、飛距離や寛容性の向上を求めているなら、無理に買い替える必要はありません。一方、打感を最優先する人には買い替える価値があります!
大幅な性能変更を求める人には向かない
X PROTOTYPE S15Cは、前作とロフト角やクラブの長さ、コンボ設計が同じです。
そのため、次のような目的で買い替えるモデルではありません。
- 前作より大幅に飛ばしたい
- もっと簡単にボールを上げたい
- ミスへの強さを大幅に高めたい
- 大型ヘッドの安心感が欲しい
素材変更によってフィーリングが変われば、振りやすさや距離感に良い影響が出る可能性はあります。
ただし、アイアンの基本性能が別物になったわけではないため、劇的な変化を期待すると価格差に納得しにくいでしょう。
打感を最優先する人には買い替える価値がある
X PROTOTYPE S15Cへの買い替えを検討したいのは、次のような人です。
- 前作以上にやわらかい打感を求めている人
- フェースにボールが乗る感覚を重視する人
- 打音まで含めてアイアンを選びたい人
- S15C素材に魅力を感じている人
- 新品を自分に合う仕様で注文したい人
- 数量限定モデルを所有したい人
特に、ショートアイアンの打感や距離感にこだわる人にとって、S15Cへの変更は興味深いポイントです。
X PROTOTYPEシリーズは、8番・9番・PWにマッスルバック形状を採用しています。
スコアを作るショートアイアンで、よりやわらかな打感を得られる可能性があるのは大きな魅力ですね!
前作に満足しているなら無理に買い替えなくてよい
前作のX PROTOTYPEも、打感・形状・製法に強くこだわった完成度の高いアイアンです。
現在使っていて、次の点に満足しているなら、無理に買い替えなくてもよいでしょう。
- 打感に満足している
- 距離感が合っている
- 番手間のつながりが良い
- 現在のシャフトが自分に合っている
クラブが変われば、同じロフト角でもシャフト重量や振り心地によってタイミングが変わる可能性があります。
前作で良い結果が出ているなら、その状態を崩してまで変更する必要はありません。
この違いに約4万円の価値を感じるかどうかが、買い替え判断のポイントになります。
X PROTOTYPE S15Cと前作はどちらがおすすめ?

最後に、X PROTOTYPE S15Cと前作が、それぞれどのような人に向いているのか整理します。
X PROTOTYPE S15Cがおすすめな人
- 打感を最優先してアイアンを選びたい人
- S20CよりやわらかなS15Cに魅力を感じる人
- フェースにボールが乗る感覚を求める人
- 新品を自分に合った仕様で注文したい人
- 価格よりフィーリングを重視する人
- 数量限定モデルを所有したい人
X PROTOTYPE S15Cは、性能の大幅な進化よりも、インパクトした瞬間の気持ちよさや距離感の出しやすさを求める人向けです。
一般的なアイアンでは満足できず、素材や製法までこだわりたいゴルファーに合いやすいでしょう。
価格よりも打感・操作性・所有する満足感を優先するなら、X PROTOTYPE S15Cがおすすめです!
前作X PROTOTYPEがおすすめな人
- 中古でも問題ない人
- 購入価格をできるだけ抑えたい人
- S20Cの打感で十分満足できる人
- 素材よりヘッド形状やコンボ設計を重視する人
- 自分に合うシャフトの中古品が見つかった人
- 基本設計が同じなら前作でもよい人
前作も600トンでの1回鍛造と、CNC加工を採用した特別なアイアンです。
S15Cに強いこだわりがなければ、前作でもX PROTOTYPEらしいやわらかな打感と、コンボセットの操作性を楽しめるでしょう。
ただし、数量限定モデルなので、希望するシャフトや状態の中古品が見つかるとは限りません。
条件に合う前作が見つからなければ、新品でカスタムできるS15Cを選んだ方が長く使いやすいでしょう!
まとめ|X PROTOTYPE S15Cは打感をさらに追求したモデル

X PROTOTYPE S15Cと前作の違いをまとめると、次のとおりです。
- 最大の違いはS20CからS15Cへの素材変更
- ヘッド形状やコンボ設計は基本的に同じ
- ロフト角やクラブの長さ、ライ角も同じ
- 飛距離や寛容性が大幅に進化したモデルではない
- 1本あたりの公式表示価格差は5,500円
- 7本では単純計算で38,500円の差
X PROTOTYPE S15Cと前作の最大の違いは、ヘッド素材がS20CからS15Cへ変更されたことです。
一方、コンボ設計や番手構成、ロフト角、クラブの長さ、ライ角、製法などは基本的に前作から引き継がれています。
そのため、X PROTOTYPE S15Cは飛距離や寛容性を大きく変えたモデルではありません。
X PROTOTYPE S15Cは、前作の完成度を残しながら、S15Cによって打感やボールの乗り感をさらに追求したモデルです!
前作からの買い替えを考えている場合は、
- 飛距離が伸びるか
- ミスに強くなるか
ではなく、よりやわらかな打感に約4万円の価格差を払えるかを判断基準にするとよいでしょう。
前作の打感や性能に満足しているなら、無理に買い替える必要はありません。
一方、アイアン選びで打感を最優先し、S15Cならではのフィーリングを求める人には、X PROTOTYPE S15Cを選ぶ価値があります。
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